2013年2月27日水曜日

Webサービスを呼び出すアプリケーション(サービス・リクエスタ)の作成 その1

続いて、作成したWebサービス・プロバイダを呼び出すアプリケーションを作ってみましょう。
サービス・リクエスタを作成する場合は、まず呼び出し先となるサービス・プロバイダのWSDLを入手する事から始まります。ここでは、前回作成したサービス・プロバイダを呼び出しますので以下のURLとします。 (.netジェネレータの場合)

http://localhost/BillingSystem.NetEnvironment/aloginproc.aspx?wsdl
※作成したプロシージャ名は「LoginProc」、ナレッジベース名は「BillingSystem」としています。



1.準備作業(WSDLから外部オブジェクトの作成) 


WSDLが入手できたらそれをナレッジベースに取り込み外部オブジェクトを作成します。方法はGeneXusにて「ツール」メニュー→「アプリケーション統合」→「WSDL インポート」を選択すると「WSDL Import Wizard」が起動します。



Step 1. WSDLの指定


  • WSDL location
    • WSDLのURLを指定します。
  • Proxy information
    • Proxy経由でサービス・プロバイダにアクセスする場合に指定します。



Step 2. 外部オブジェクト生成オプションの指定


  • Name
    • 作成される外部オブジェクト名を指定します。
  • Description
    • 外部オブジェクトのDescriptionを指定します。
  • Folder
    • 外部オブジェクトを配置するフォルダーを指定します。
  • Prefix
    • インポート時に作成されるSDTやドメインに対するプレフィックスを指定します。




Step 3. 確認

取り込んだWSDLを元に取り込んだサービスとスキーマ情報のプレビュー画面です。




以上で完了です。最後に「Import」ボタンをクリックすると、Wizardで指定した内容に従って外部オブジェクトと(必要に応じて)SDTが作成されます。

WSDLをインポートして作成された外部オブジェクト「LoginProcSVC」

Webサービス外部オブジェクトを開いたところ。
1Webサービス・プロバイダ = 1外部オブジェクトになります。
メソッドは「Execute」固定。

以上でWSDLを元にした外部オブジェクトの作成を終わります。次回は外部オブジェクトを使用してWebサービスを呼び出すクライアントアプリを作成します。



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